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差別調査とは?

江戸時代に代表される身分階層構造に基づく差別(経済的・社会的・文化的に卑しいとされる)を指す。 それが現代にいたっても、なお著しく基本的人権を侵害されているという、最も深刻にして重大な社会問題。

差別の具体例
就職活動の際、同和地区出身者というだけで不採用となる。
結婚の際に同和地区出身者というだけで婚約を破棄される。

部落差別というあってはならない問題の為に、幸せになる権利が完全に保障されていないのです。

探偵事務所とどのような関係があるのでしょうか?
探偵は、少ない情報を元に過去の情報も引き出します。
つまり、上記の具体例で示したように企業からの依頼により、就職活動で面接きた人物が同和地区出身者か調べたり、結婚の際に、親御さんからの依頼を受けて、嫁いでくる婿 (嫁) が同和地区出身者ではないのか、先祖にそういった人物がいなかったのかを調査していたのです。

もう今から20年以上前の話になりますでしょうか。
大阪の探偵事務所が差別調査を行っており、大変問題になりました

会員制の探偵事務所だったのですが、会員は主に企業。
それも大企業も含まれていました。
それらの会員企業から面接者が同和地区出身者かどうかを調べる依頼を受けて報告を行っていたのです。

また、全国の同和地区が網羅されている地図の作成も探偵事務所が大きく関与していたと言われています。

一昔前は探偵業界が直接、差別を行う事は無かったにしろ、差別を助長する行為に大きく関与していたのです。しかしその探偵業界も今では、それまでの行為を反省し差別を無くすための啓蒙活動も行っています。

探偵業界の自主規制

探偵業界の自主規制
特定の個人またはその親族の現在または過去の居住地が、同和地区に
あるかないかについて調査し、または報告しないこと。
同和地区所在地の一覧表等の提供及び特定の場所または地域が
同和地区にあることの教示をしないこと。

私の住んでいる大阪府では、以下の条例が施行されています。

大阪府部落差別事象に係る調査等の規制等に関する条例

探偵業界は、これらの問題が規制されているから部落調査を行わないのではなく人間としてあってはならない事だと気付き、認識しているからこそ部落差別根絶の為、自主規制を行っています。過去の大きな過ちがあったことを忘れてはいけないのです。

また、探偵業界だけの問題でなく、国民一人一人がこの問題がなくなる様、ご理解・ご協力いただきたいと思います。